深緑野分さんの単行本全部読んだので、名前の読み方から野分さんのこと全作品紹介。色々書いてみました。

読書記録

今まで出版されている

深緑野分さんの単行本になっている作品を全部読んだので、

ネタバレしないように、出版順に紹介していきます。

深緑野分

深緑野分。

読み方はふかみどりのわき。女性の方です。

実は私、

2冊目を読み終えるくらいまで、男性だと思っていたんです。

名前から受ける印象と、

作品の文章で勝手に男性だと思っていました。

ツイッターで野分さんをフォローしているのですが、

鬱病を患っているようです。

7割日常

2割本のこと

1割鬱

といった印象の野分さんのツイート。

たまに勝手に心配してしまします。

野分さんのツイートで、

漫画家の相原コージさんも鬱を患っていることを知りましたが、

やっぱり、このご時世が影響しているのでしょうか?

読まれた本の事などもツイートされるのですが、

本が好きで、

子供の頃から読書が好きだったんだろうなと勝手に想像しています。

作品紹介(出版順)

オーブランの少女

初めて読む野分さんの作品オススメNo.1

この本は短編集。

この短編集に収められている

オーブランの少女で、ミステリー新人賞を取っています。

この本には他4篇の短編の載っているのですが、

全部読みやすくて、面白かったです。

この単行本は、出ている小説の中で

私は一番最後に読んだのですが、

深緑野分さんは

作家として沢山の引き出しを持っている。と感じます。

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戦場のコックたち

読み応えのある作品が好きな方にオススメの本です。

この本は、

アメリカ人の少年が兵士になり、

ノルマンディー作戦から戦場コックとして参加し終戦時はドイツ。

帰国してからの自分の心の変化までが描かれています。

この作品は、沢山のミステリ・ランキングに入っていますが、

1冊通してのミステリというわけではなく、

各章で小さなミステリがあります。

アメリカ人の目線から見た戦争。

それがとても新鮮に感じました。

アメリカ軍のこと、

ナチスドイツ政権下のこと、

翻訳本のように感じたりもする作品です。

この作品の事をインタビューで野分さんはこの様に語っています。

「ナチスは民主主義の選挙によって選ばれた体制でした。自分たちが選んでしまった体制に翻弄され、最悪の悲劇が生まれることって、いつの時代でもどの国でも起こりうることです。それに警鐘を鳴らしたいと思う人々が世界中にいるからこそ、映画でも小説でも、ナチスを題材にした新しい作品が今も数多く作られている。そうした世界的な流れは、今回の作品を書くうえで少なからず意識していました」

 執筆中忘れないようにしていたのは、「誰もが悪に染まりうる」という可能性だった。と同時に、「絶対的な正義のヒーローは存在しない」という現実感だった。

ナチスで行われていたことが最悪の悲劇であったことは

誰もが知っていることで、

そのようなことが再び起こってはいけないと

皆が思っていることは真実としてあるけれど、

現在の日本の投票率の低さなど考えてみると、

政治と戦争が全く別の事だと思っているのかもしれない。

政治への関心の低さが、悲劇の始まりになるということ、

もっと、政治の世界にみんなが関心を持つことが

平和な世界を維持することに必要だなと思いました。

私が初めて読んだ野分さんの作品が、

この戦場のコックたち。

第二次世界大戦中、その時代を背景にした作品は多くありますが、

この作品は、日本人や日本が舞台ではなく

アメリカ人の男性が主人公。

戦争による悲しさや虚しさといった部分での違いはありませんが、

自国で戦いが行われていた日本と

自国での戦いがなかったアメリカ、

その、感覚の違いや空気感の違いが理解できたような気がします。

この作品を書く上でどれだけの本を読み、学ばれたんだろうと思わずにはいられないほど、

丁寧に描写されています。

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分かれ道ノストラダムス

読書初心者の方が読むのにおすすめNo.1です。

この小説の舞台は、1999年。

オウム真理教の事件を思い出させるような

洗脳の怖さを感じさせる内容。

高校生の男女が主人公なので、中高生の方でも、

面白く読める本です。

野分さんの作品で、一番読みやすい小説。

あらすじはこんな感じ

人類は滅亡する??。ノストラダムスの大予言が取り沙汰される99年夏、高校生のあさぎと八女は、あさぎの初恋相手が死なずに済んだ可能性について探り始める。町では終末思想に影響された新興宗教団体の信者が謎の死を遂げる。果たして、あさぎたちが呑みこまれてゆく、ある邪悪な計略とは? 展開予測不能の青春ミステリー。

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ベルリンは晴れているか

ミステリー好きにオススメNo.1

この作品の登場人物皆、外国人。

故に、

海外小説を読んでいるのと同じくらい名前を覚えるのが大変。

しかし、

序盤からテンポよく進んでいくので、一気に入り込んでしまいます。

そして、中だるみもなく、最後まで物語に惹きつけられる作品。

本屋大賞第3位

直木賞作品候補

にもなったこの作品。

沢山の方が惹きつけられた理由は読んでみたらわかるはずです。

あらすじはこんな感じ

ナチス・ドイツが敗戦し、米ソ英仏の4ヵ国統治下に置かれた1945年7月のベルリンでドイツ人の少女・アウグステの恩人にあたる男がソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれていた毒によって不審死を遂げる。米国の兵員食堂で働いており、恩人殺害の疑いをかけられたアウグステはKGBの前身・ソ連のNKVD(内務人民委員部)のドブリギン大尉に引き渡され、無実を証明するのであれば、ベルリン郊外のポツダムへ向かい、恩人の甥にあたるエーリヒを探せと命じられる。アウグステは任務遂行のためにユダヤ人の元俳優・カフカを相棒にして旅立つが、次々と試練が待ち構えていた[4][5]

Wikipedia
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この本を盗む者は

ファンタジー小説が好きにおすすめNo.1

この本は、アニメーション化して欲しい!!と

熱望したくなるほど、ファンタジー。

私は、

ファンタジーもアニメーションも得意ではないですが、

野分さんの文章から作る出される、この本の世界は

読んでいる間、ずーっと、

頭の中でアニメーション化されていました。

あらすじはこんな感じ

「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」 書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。 

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私の深緑野分さんランキング

1位オーブランの少女

2位ベルリンは晴れているか

3位戦場のコックたち

4位分かれ道ノストラダムス

5位この本を盗む物は

こんな感じになります。

野分さんの本を読むと、丁寧に文章を書く人だなと思います。

そして、

引き出しの多い作家さんなのだとも毎回思ってしまいます。

9月に新刊が発売されるようですが、

そちらの本も

とても楽しみです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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