おはようございます。kasumi.です。
初めて読んだ作家さん。
藤野恵美さん。
今日は、藤野恵美さんのギフテッドの
読書感想を書こうと思います。
ギフテッド
最近、耳にするようになった
ギフテッドという言葉。
私は、大好きな池田清彦さんの配信で
耳にするようになりました。
ギフテッドとは?
「ギフテッド」とは、
英語のgiftedの単語に由来しています。
これは、「天賦の才をもつ人々」という意味で、
同世代の子どもよりも
先天的に高い能力を持っている人のことを表しています。
ギフテッドの人は、
特定の学問や芸術性、創造性、言語能力などにおいて
高い能力を持っています。
ほ、ほ、欲しかった
ギフテッド。
感想
タイトルのギフテッドは上記に
書いたとおりなのですが、
小説ギフテッドの中には
高い能力を持つ子供以外に
本人が望もうと望むまいと
「社会の欺瞞を見抜いてしまう。
という持ち前の聡明さであり、
それこそがギフテッドの特徴で
あるように思えた。」
ということが、
サリンジャーの
「ライ麦畑でつかまえて」の主人公
ホールデン少年に当てはめられて
書かれていました。
あれ?kasumi.ギフテッド?
って少し思ってしまいました。
高い能力は皆無なkasumi.なんですけど、
社会の欺瞞もしかり、
ホールデン少年の言いたいこと
わかるんですよね。
って、そこは余談ですが。
この小説は、
社会の一般的な枠からはみ出でしまう。
子供(ギフテッド)を持つことは、
ギフトなのか?試練なのか?
を考えさせられる作品だと思います。
ギフテッドに限らず、
そして、子供だけに限らず、
世の中の良い、悪いは
全て個人の個人の中にあるもので、
どれが正しく、どれが間違い
ということは全く無いので、
世間体とか、普通はとか、
成功とか、失敗とか、
そういった、
ものは関係なく、
自分が本当に好きなこと、ひとの
を考えていけば良いんじゃないかな?
そうすることによって、
自分が満たされ、周りなんて
いい意味でどうでも良くなりますから。
そんな事を私は考えました。
藤野恵美さんについて
こちらの↑本なのですが。
まずは、引き込まれる。
物語は、ミステリーや推理小説ではないので、
事件性があるわけではないのですが、
序盤の方から、
どんどん引き込まれていっていしまいました。
藤野さんの本を読むのは
初めてなのですが、
とても文章が読みやすくて、
最初の方から、引き込まれてしまいました。
ウィキペデイアで藤野恵美(ふじのめぐみ)さん
について調べてみましたら、
藤野さんの作品は児童文学が多い印象。
この小説は、
児童文学の雰囲気は全く無かったですけど、
子供が中心のお話だったので、
心の変化を感じやすい子供について
考えることが多い作家さんなのかな?
なんて想像しました。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
kasumi.
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