夏目狂想 窪美澄 感想

現代文学

おはようございます。kasumiです。

先日こちらの本を読みました。


私は「男たちの夢」より自分の夢を叶えたかった、「書く」という夢を――。

女は、男たちのように芸術に関わってはいけないのだろうか、芸術を生み出すこともできないのだろうか?

大正から戦後の昭和にかけて、詩人、作家、評論家……さまざまな文学者たちとの激しい恋の果てに、

互いに傷つけ合いつつも礼子がついに掴んだものは――。

時代に抗いながら創造する女を描き出した新たな代表作の誕生!

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この作品の最初のページには中原中也さんの春日狂想という詩が載っています。

というのも、この作品の主人公・礼子にはモデルが居るようで、

そのモデルとなった人物は詩人の中原中也さんと文芸評論家の小林秀雄さんと三角関係にあった、

長谷川泰子さんという方。

物語は、インスパイアされただけで架空です。

ちなみに長谷川泰子さんの芸名が陸礼子というお名前だったようです。



大正時代

インスパイアされただけで架空のお話と書いたのですが、インスパイアされたのであろう部分はどこかと言うと、

まず、大正時代から昭和にかけてのお話。

詩人と小説家、など複数の男性に同時期に愛されたというとこ。

現代に生きている私には想像することが難しい、自由恋愛が殆どできなかったであろう、大正時代。

その時代に主人公の礼子は自由恋愛をし、色々な葛藤をしながら自分自身で人生を選択していきます。

現代に生きる私が、自由恋愛出来ない時代の事を想像すると、

シンプルに嫌だなーーー。

と思うわけですが、自由恋愛が無かった時代に生まれていたのなら、

自由恋愛という選択肢を知らなかったのなら、嫌だという気持ちはあったのだろうか?

そんな事を考えながら読みました。



文章にする

この小説の主人公、礼子は子供の頃から文章を書くことが好きで、

まあ、途中女優を目指したりもしたのですが、付き合った男性が皆、文芸に関係があったり、

礼子自身も文芸に携わった仕事をしたり、文章を書いたりするの場面が出てくるのですが、

その時にですね、過去に起こったことを文章にする際に、

「自分の中で消化できていないから文章にはまだ出来ない」

って、言葉があるんですけども、



kasumiのこのブログの文章力のなさ、もしかして、人生の中で何一つ消化できてなかったりする?私。

常に消化不良なんですかねーーーー。まあ、確かにそんな感じもしなくも無いけど。

嘘です。

完全に文章がかけないだけですね。もう少し、文章のお勉強をしたいと思います。

窪美澄さんの「夏目狂想」、女性として、そして、自分に正直に生きることについて、

考えさせられた作品で一気読みでした。おすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

kasumi.

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