おはようございます。kasumiです。
今日はこの本を読んだ感想を書こうと思います。
この本は、
昭和31年4月22日に福井の北端で
大規模火災が起こるところから始まります。
序章のみが昭和31年で
第1章からは
2020年に飛びます。
で、10数人証言があって、
最終章でまとめ。
という感じ。
って全然意味のわからない
説明かと思うんですけど。
正直、私、10数人の証言の
情報がバラバラすぎて、
物語が何を言いたかったのか、
ぼやーーーーーーーっとしか
掴めませんでした。
予告編が一番面白い映画みたい
で、塩田さんの
前作デルタの羊なのですが、
この本も、
すっごく引き込まれるファンタジー小説が
序章に書かれていて、
1章からはアニメーション業界の話に。
デルタの羊に関しては、
1章からもなんとなく面白かったのですが、
正直、序章にかかれていた物語を
もっと読みたいと思いました。
で、今回の朱色の化身は
序章だけ面白い。
序章しか面白くない。
映画館で映画の予告見て
面白そう!!って思って
映画の本編を見に行ったら、
予告が一番面白い映画ってありますよね?
そんな感じです。
勝手に思う
デルタの羊を読んだ時も思ったのですが、
序章だけ書いて、
続きが書けなかったんじゃないかな?
そんな風に思ってしまうほど、
デルタの羊も
今回読んだ
朱色の化身も
出落ち感がしました。
本は好みがあるので、
ただ単に私の好みじゃなかったのかも。
そして、
私自身の読解力が弱いかもしれませんが。
こういった、
自分にとって面白くなかったり、
難解なのかな?って思わせるくらい、
心にくるものが無い本を読むと、
もっともっと本を読んで、
読解力を高めたい。
そんな事を思ってしまします。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
kasumi.
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