おはようございます。kasumi.です
今日は永井するみさんの著書
秘密は日記に隠すもの
。
こちらの本の読書記録です。
永井するみさんの本を読むのは2冊目。
1冊目に読んだ本は、
私のその時の気持ちとシンクロしてて、
凄く切なくなった。
その本のブログは↓

永井するみ著 年に一度の二人。読書記録。
年に一度の、二人を読んだ感想を書いています。
今回のこの本は、短編集。
4つのお話。
それぞれ、
日記を書いている人が違ってて、
その中に物語がある。
ただの日記と思いきやまさかの
オチがあるから、面白かった。
日記として読んでる部分があるから、
まさか、そんなオチ?みたいな。
で、2作目の『道化師』が私には凄く切なかった。
ここからネタバレするから、
読みたくない人は
ここまで。
主人公が恋をするの。
でも、遠慮するの。
ただ男性が女性に恋している感じで
物語が進んでいくから、
なんで諦めちゃうんだろう?って思ってたら、
その遠慮をする理由が、
身体障がい者だから。
車椅子生活の人が介護をしている
女性に恋をしていたの。
そんなオチ。
なんか、私そのオチ読んだら、
涙がブワアアアアアっと出てきてしまって。
切なすぎました。
で、その短編読み終えたら、
次の短編読めなくって、
著者の永井するみさんの事を調べたら、
どうやらこの小説が遺作となっていて。
死因とかも公表されていなくて、
50代だったの。
そしたら、
もうなんかいろんな事考えてしまいました。
本が苦手な人でも、日記形式だから
読みやすいと思います。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
kasumi.
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