おはようございます。kasumi.です。
短時間睡眠になってから、
起きている時間の集中力がなくって、
本が読めなくなっていたんですけど、
なんか、脳が睡眠不足に
適応してきたようで、
本も読めるように。
大分、脳がクリアになってきた
感じがあります。
いつまでも若いと思うなよ 橋本治
思ってねーわ!!
って思いながら、
この本を手に取ったわけなんですが、
冗談です。
kasumi.
老いというものを
全然理解できてなかった。
ってか想像もついていなかった。
でも、橋本治さんのメンタルで
生きていきたい。
老いていきたい。
そう思いました。
人はだれでも、老いのアマチュア
老いというものは「年をとった」といって、
完結するものではなくて、
死という最終エンドマークに向かって
年を取り続けて行くものだと知って、
「そう言われてみればそうだ」
と驚き
もう一つは
老いというのは各人のオリジナルだからこそ、
自分の老いのあり方を発見し続けられるのか」
と驚きました。
老いながら「自分の老い」を
発見し続けるのですから、
誰もが、「自分の老い」の前では
アマチュアなのです。
つまり、分かったようなことを
言っていても自分の老いの形は
そんなによく分からないということです。
いつまでも若いと思うなよ 橋本治
この文章は、
本の後半に出て来る文章なのですが、
そこまでに、
橋本さんの老化現象やその時に
考えたことが書かれていて、
なるほどなー
と思わされる訳なんですけど。
たごっとは仕事で
70代以上のおじいさん、おばあさんと
1日に50人くらいと接するのですが、
老化って人ぞれぞれの速度があるんです。
93歳のおじいさんで
仕事の関係上
関東から九州まで高速道路を使って
往復するおじいさんがいたり。
60代で認知症が
始まっている方がいたり。
自分が老いていく過程を
想像していたとしても
おそらく全然違っていたり
するんだと思います。
かっこいいお年寄りになりたい
高校生の頃、
親友と帰宅のバスの中で
毎日たくさんの事を
語り合っていたんですけど、
おじいちゃんとかおばあちゃんって
戦争があって、たくさん辛いことが
あったはずなのに、
笑っていて凄いよね。
って話したことがあるんですよ。
で、たくさんの笑いシワのある
おばーちゃんになりたいねなんて
話したような記憶があります。
高校生の頃、
本当に親友との時間が
楽しかったんですけど、
私達は二人で
お互いの持つたくさんの
負の感情みたいなものを
補い合っていました。
ー✖ー=+
みたいな感じだったように思います。
高校生の頃は、本当に
二人で思い悩むことも
たくさんあったので、
人生の先輩であり
戦争も体験している
おばあちゃんやおじいちゃんが
笑っている姿が
素晴らしく感じたというか、
希望だったというか。
年を取るって
凄いことに思えたというか。
考えても仕方がない
本を読んでいて、
橋本さんの人柄が大変面白くて、
年を取る、老いていくと感覚を
そんな感じで受け入れていくことも
出来るんだなと思えた本でした。
そして、自分が老いていくことは
オリジナルでしかないので、
心配になったりせず、
考えたりせず、
ただただ受け入れて行きたいなと
思いました。
たくさんの笑いジワを作りながら。
こちらの本です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
kasumi.
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