おはようございます。
冬鬱になりつつある、たごっとです。

端切れを消費するまで布は購入しないと固く心に誓って居たのに、
先日、ジャケットを作る際に布が足りなくて、
頼んでしまいました。しかも
1万円分!!
でも、正直買い物ってなんかすっきりするよね。
端切れも消費していなかったし、
一万円はとても大きな買い物だったんですけど、
購入したからには、楽しもうと考えています。
う〜ん
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ポジティヴ!!
早速作りにかかりたいのですが、
布を購入したら一番最初にすることは、
そうです。
地直し!!
ソーイング本に必ず地直しのことは書かれているのですが、
アバウトと言うか、ルーズと言うか、とにかく雑な私は、
最初の頃、無視を決め込んでいたんです。
地直しなんてプロ目指す人がやればいい位の感じ。
そしたら、
全然うまく出来なかったんです。
今も決してうまくはないですが、
着てると褒められる。
まあ、褒められるっていうことは、
手作りバレバレのレベルってことなんですけども。
でも、地直しをしないと着れるレベルではないと言うか、
作り上げられないレベルと言うか。
それくらいの違いあります。
なので、今回は地直しについて書いていこうと思います。
地直しの目的
生地の生産過程で多少の歪みが生じます。
地直しをすることで、歪んだ目地を整え、型崩れを防ぎます。
地直しをしないとどうなる?
1回洗濯したらピチピチ。
形がおかしくなる。
せっかくきれいに作り上げたのに、
洗濯して着たら、なんか変!!!
ってことにならないように、必ずしなくてはいけない工程ということです。
作った洋服を乾燥機で乾かす予定や可能性がある場合は、
地直しの時点で乾燥機にかけてちゃんと生地を縮ませておく!
生地別地直し方法
キルト
キルトは、ミシンでステッチが入っているので縮みにくい素材。
なので、スチームアイロンでオッケー。
ガーゼ
2、3時間水に浸す
↓
絞らず陰干し
↓
生乾きのうちにアイロンをかけて歪みを整えます。
コットン・リネン・ニット
大きめにたたみ、30分から1時間水につける。
↓
5分くらい洗濯機で脱水をかける
↓
手で叩いてシワを伸ばしてから、中表の状態で干し生乾きの状態にする
↓
アイロンで目を整えながらきれいに乾かす。
ウール
霧吹きで生地の表面にたっぷり霧を吹き付ける。
↓
水分をなじませるために、ビニール袋に入れて密閉して2.3時間おく。
↓
ドライアイロンで目地を整える。(テカリが気になる場合はあて布をする)
シルク・ポリエステル
生地の裏からドライアイロンを軽くあてる。
毛足のあるもの
コーデュロイや別珍など毛足が潰れないように、裏から軽くドライアイロン
ビニールコーティング
地直しの必要なし
おしまい
以前は、地直しが嫌いでした。
汚れていないもの、臭くもないものを洗うっていうのは
全く意味がないように思っていたんですよね。
でも、最近は一番好きな工程。
布を水につけて干す工程がとても好きなんです。
ちゃんとやってる感?
その感じが自分自身を満足させつつあります。
面倒くさいというのは、
面を倒す=顔が下を向いている状態
というのを読んでから、
下を向いているのは嫌だなと思ったのがきっかけかもしれません。
はい、単純。
面倒くさいが口癖の私なのですか、
下を向いているのはシンプルに嫌なんです。
やっぱり、前や上を向いていないと楽しい気分になれないような気がするので。
もう、人生を折り返しちゃってる私は、
楽しい時間をとにかく過ごしたい。
最近はそんな事ばかり考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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