おはようございます。kasumiです。
小野寺史宜さんの単行本になっている作品を全部読んだので、
小野寺さんの本のランキングにしてみました。
ただ、今回はランキングより書きたいこと。
小野寺さんの作品には、
架空の映画、架空のバンド、架空の場所が出てくるのですが、
それが色んな作品に出てきます。
それをまとめてみました。
小野寺史宜
小野寺史宜さんの名前の読み方はおのでら ふみのりです。
千葉県出身の1968年生まれ。
法政大学文学部英文学科を卒業されているようです。
魅力
小野寺さんの作品の魅力はテンポ。文章のテンポだと私は思っています。
独特のテンポがあって、それにハマるとなかなか抜け出せない。
岡村ちゃん(岡村靖幸)の音楽にハマったときと同じ感覚。
小野寺さんの場合、文章なので音楽のようにわかりやすくはないですが。
小野寺さん独特のテンポ感があるからか、作品の内容をよく覚えられるのも特徴の一つ。
衝撃的な内容の小説を除いては、小説の内容を忘れがちな私なのですが、
小野寺さんの作品は、衝撃的な内容はないのにすごくよく思い出せる。
コレは多分、詩などを暗記するのは優しくないけど、
歌詞だと覚えられるのと一緒。
って、完全にテンポに寄せちゃっていますが。
でも、本当に小野寺さんの作品は覚えているんですよね。
小野寺さんの作品に慣れていけばいくほど、おすすめランキングも変わっていくのですが、
今回は、小野寺さん初心者におすすめのの順番に並べていきます。
おすすめランキング
第1位 タクジョ
(2020年8月実業之日本社)
東京都江東区に暮らし、区内の営業所に配属された新卒のタクシードライバー・高間夏子(23歳)。女性比率は3パーセント足らずという男社会で、個性あふれる先輩や同期たち、そして家族に励まされながら、仕事に、恋に(!?)、全力で走り回る姿を、温かく爽快な筆致で描きだす。傑作お仕事小説!
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第2位 本日も教官なり
(2017年9月 KADOKAWA)
豊士の教習車には今日もさまざまな人が乗り込む。カレシに飲酒運転をさせまいと教習所に通う佳世。就職先で免許が必要な大学四年の七八。孫娘の幼稚園送迎のため69歳で免許取得を目指すしの。彼ら教習生に対し紳士的に接することを心掛ける豊士。だが、それどころではなかった。17歳の娘が妊娠したというのだ。若い男女の教習生は、ついつい娘とその相手に見えてしまう。加えて現カノジョ・万由とは徐々に疎遠に。元妻・美鈴との再会がそれを加速させる!?どうなる、ロック中年・豊士!!
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第3位 ホケツ!
高校3年生のサッカー部員、宮島大地は公式戦に一度も出たことがない。だけど、母親を亡くしてから二人暮らしを続けている絹子伯母さんには「レギュラーで活躍している」とうそをついてしまう。ふいにのぞく劣等感。大地はそんな自分がいやだった。間近に迫る最後の大会が終わったら、進路を決めなければならない。そんなとき、12年前に家を出た実父から突然「一緒に暮らそう」と言われて…。家族、友達、そして自分自身と初めて本気でぶつかった一生ものの夏―。注目の新鋭が贈る、ひたむきさが胸を衝くサッカー少年の青春ストーリー。
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第4位 みつばの郵便屋さん
(2012年5月 ポプラ社 / 2014年7月 ポプラ文庫)
「あの人、似てない?」郵便受けにコトンと手紙を入れていくあの配達員、どこかで見たことがあるような…。「カーサみつば」の三好さん、「メゾンしおさい」の片岡さん、「みつば第二公園」の不思議な男女、郵便会社のアルバイトの園田くん等、町の人たちと配達員・平本秋宏がおりなしてゆく小さな奇蹟―。
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第5位 ひりつく夜の音
元、いや現役のクラリネット奏者、年収はパート並だが狭小住宅所有。スーパーの安売りと朝食海賊(バイキング)が数少ない楽しみで、一心同体だったはずのクラリネットに触ることはほとんどない。でも――。その夜の警察からの電話が彼の記憶を揺さぶる。もしかして――。すべてをあきらめていた男が、もう一度人生を取り戻すまで。
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実質1位の作品。
淡々と文章が続く。
びっくりするくらい、淡々とずっと続く。
小野寺さんの作品を5作品、いや10作品以上読んだ人ならわかる、
逆に言うと10冊以上読んだ人にしかわからないかもしれない。
完全に小野寺さん、ふざけていると思う。(いい意味で)
2,3ページに一回文章で笑う。
でも、あんまりにも作品が地味すぎておすすめをためらってしまう。
不思議な作品。
第6位 まち
(2019年12月祥伝社)
人を守れる人間になれ――。
じいちゃんが、母が、父が、身をもって教えてくれたこと。
「村を出て、東京に行け」と祖父に背中を押され、東京で一人暮らしを始めた瞬一。
人と交わり、若者は強く優しく成長していく。尾瀬ヶ原が広がる群馬県利根郡片品村で歩荷をしていた祖父に育てられた江藤瞬一。
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高校卒業とともに上京し、引越の日雇いバイトをしながら荒川沿いのアパートに住んで四年になる。
かつて故郷で宿屋を営んでいた両親は小学三年生のときに火事で亡くなった。
二人の死は、自分のせいではないかという思いがずっと消えずにいる。
近頃は仕事終わりにバイト仲間と他愛のない話をしたり、
お隣の母子に頼まれて虫退治をしたり、町の人々に馴染みつつあった。
そんなある日、突然祖父が東京にやって来ると言い……。
ひとがつながり、まちができる。僕にもうひとつ、帰る場所ができた。
第7位 家族のシナリオ
元女優の母と“元叔父”の父、近所で暮らす実父。そして反抗期の妹と十六歳のぼく。それでも平穏だったわが家を、その人の存在が揺さぶり始めた…。崩壊の危機に瀕した「家族」が“熟成”していく一年間を綴った物語。
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第8位 ひと
(2018年4月 祥伝社)
両親を亡くし、大学をやめた二十歳の秋、見えなくなった未来に光が差したのは、コロッケを一個、譲ったときだった…。
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第9位 片見里なまぐさグッジョブ
(2014年9月 幻冬舎)
【改題】片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ(2016年6月 幻冬舎文庫)
優しくてきれいなかつての同級生・美和は自ら命を断った。「結果オーライ」彼女の死に、そんな言葉を使った男がいる―。おれは、なまぐさとはいえ坊主だ。殺生なしで、仕返ししてやる!父の急逝で若くして善徳寺の住職となった、合コン好きの徳弥。善徳寺に預けた父の遺骨を引き取りにきた、フリーターの一時。慣れない復讐に乗り出した、不器用で心優しき凸凹コンビの前途は多難で…。
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この作品も改題された方は読んでいないので、加筆されているかはわからないです。
小野寺さんの作品では珍しくちょっとミステリー感あります。
本当にちょっとだけですけど。
第10位 ROCKER
(2008年11月 ポプラ社 / 2012年1月 ポプラ文庫ピュアフル)
プチ不登校の女子高生・美実(16歳♀)といいかげん高校教師ギタリスト・永生(27歳♂)。ロック部創設をもくろむ少年、同性しか愛せない女教師、突き進む女性総合格闘家…元いとこ同士のふたりと愛すべき人々が織り成す、痛快かつ感動の物語。第三回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作。
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いとこという設定じゃなかったらな。と思いながら、読み進めました。
でも、最後まで読むとこの関係性だからこその作品だった。そう思えました。
第11位 片見里荒川コネクション
(2021年5月 幻冬舎)
人は、何歳からだって「動ける」。継男、“まだ”75歳。――“弟分”に頼み込まれ、「オレオレ詐欺」の受け子に!?海平、“もう”22歳。――寝坊で卒論を出しそこね、まさかの留年!?老人と青年の荒川での出会いが、足踏みしていた自分たちと、周りの人たちの人生を少しずつ動かしていく。
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第12位 それは甘くないかなあ、森くん。
(2014年7月 ポプラ社)
【改題】東京放浪(2016年8月 ポプラ文庫)
会社を辞め、知人宅を泊まり歩く。それはちょっとした休暇のつもりだった。だが、ある日、「樹里ちゃん」という小さな女の子を預けられ、森くんの放浪生活に異変が起きる―。街の灯りが流れ飛ぶ、哀愁と希望の青春小説!
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第13位 食っちゃ寝て書いて
(2020年5月 KADOKAWA)
作家の横尾成吾はここ数年、鳴かず飛ばずの状態が続いていた。50を前にそろそろ出版社から声がかからなくなるのでは、との不安を感じていた矢先、担当編集者からボツを食らわされ、不安に拍車がかかる。書くことを何よりも優先し、ずっと一人で生きてきた横尾。大学からの友人・弓子の思わぬ告白もあり、今後の自分の身の振り方を考えはじめる。一方、横尾の新しい担当になった井草菜種は、これまでヒット作を出したことがなく、もう後はないと気は焦るばかり。菜種は、自身同様長く停滞中の横尾と本気で向き合いはじめる―。
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小野寺さんの生活を覗き見するような小説。
小野寺史宜さんファンは必読。
第14位 とにもかくにもごはん
(2021年8月 講談社)
午後5時開店、午後8時閉店。
亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。
スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や、就活のアピール目的の大学生。
お客さんは、デートに向かうお母さんに置いていかれる小学生や、
娘と絶縁し孤独に暮らすおじいさん。
みんないろいろあるけれど、あたたかいごはんを食べれば、きっと元気になれるはず。やさしくって、おいしくって、心にしみる。
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子どもも大人もお年寄りも、みんなまとめていらっしゃい。
第15位 牛丼愛 ビーフボウル・ラヴ
(2014年1月 実業之日本社)
【改題】人生は並盛で (2019年2月 実業之日本社文庫)
時給はいいけど、仕事はキツイ。深夜、強盗に狙われる事件も増えている。そんなリスクを顧みず、「美味い・安い・早い」を求めるお客さんのため、「牛丼屋」という職場で働く若者は多い。しかし、彼らが抱える事情はさまざまで……。牛丼屋で交錯する“おかわりのできない”ひとつひとつの人生を、クールな筆致でテンポよく描く。
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牛丼愛を読みました、改題されている人生は並盛でのほうは加筆されていたりするのかちょっとわかりませんが、
この作品は、結末に驚きました(小説的にではなく個人的に)。
第16位 夜の側に立つ
(2018年8月 新潮社)
親友は死に、僕が生き残った。夜の湖で。愛する女性の前で。どこかで、間違えたのか? 誰にだって秘密はある。後悔もある。欲望もある。噓だってつく。この人がいなくなればと思うことだって、一度くらいはきっとある――。十代、二十代、三十代、そして四十歳になろうとする現在。四つの時間軸を縦横無尽に行き来して描かれる、残酷にして誠実な青春の残滓。大人は判ってくれないと思っていたあなたへ。この小説は胸にくる。
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第17位 転がる空に雨は降らない
(2012年7月 新潮社)
【改題】リカバリー(2017年11月 新潮文庫)
路上を転がるボール、追う息子、叫ぶ父…。最愛の息子・考也を交通事故で亡くしたプロサッカーチームのベラテンGK灰沢考人。事故後、自責の念から自暴自棄になった灰沢は家庭を壊し、チームのレギュラーの座も失う。一方、事故を苦にし自ら命を絶った亡き父の願いを胸に、若き砂田佳之也もプロ選手への道を歩み出す。
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交通事故による被害者家族と加害者と加害者家族。
小野寺さんは色んな作品で、『交通事故は誰もとくしない。』ということをよく書かれているのですが、
この作品は1冊まるごとでそれを感じさせます。けれど、重たいだけの作品ではない。
第18位 カニザノビー
(2009年6月 ポプラ社)
【改題】ナオタの星(2019年6月 ポプラ文庫)
蟹座のB型で元同級生のふたり。穂村直大=年収0のシナリオライター(志望)。彼女ナシ。ライヤ=年収2億8千万のプロ野球選手。美人妻アリ。へっぽこシナリオライターの運命との闘いの物語。
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カニザノビーも加筆されたナオタの星の両方を読みましたが、物語は全く同じなのですが、
ナオタの星の方では登場人物の名前の変更が多かったのと主人公のシナリオライター感が加筆されていました。
第19位 その愛の程度
職場の親睦会を兼ねたバーベキュー。娘の菜月が溺れるのを見て、とっさに川に飛び込んだ豊永の腕の中にいたのは、娘ではなく別の女の子だった。「お父さんは菜月をたすけてくれなかったもん」その日から、血のつながりのない娘は口をきいてくれなくなり、七歳上の妻との関係もぎくしゃくし始めてしまい…期待の新鋭が描く、新しい家族と愛の形。
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第20位 ライフ
(2019年5月ポプラ社)
アルバイトを掛け持ちしながら独り暮らしを続けてきた井川幹太27歳。気楽なアパート暮らしのはずが、引っ越してきた「戸田さん」と望まぬ付き合いがはじまる。夫婦喧嘩から育児まで、あけっぴろげな隣人から頼りにされていく幹太。やがて幹太は自分のなかで押し殺してきたひとつの「願い」に気づいていく――。
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第21位 天使と悪魔のシネマ
(2021年2月 ポプラ社)
結婚を控えた地下鉄の運転士、酔って駅のホームに立つDV男、仕事を辞め恋人も失った無職の若者……狙いをつけた人間の行動に絶妙なタイミングで介入し、運命の調整をはかる天使と悪魔。関りがないように見えていた登場人物たちを背後で接近させ、より合わせ、人間たちが気づいていないもうひとつのドラマを浮かび上がらせていく――。
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悪魔や幽霊が関係してくる短編集
私の好みだけで言えば、6位くらいの作品
第22位 縁
(2019年9月 講談社)
人と人はつながっている。
たとえ、どこの誰だか知らなくても。「親御さんと、こう、親しすぎるんじゃないかと」
室屋忠仁、38歳。少年サッカークラブでコーチのボランティアをしていたが。「こんなふうになるからもう無理だってこと」
春日真波、28歳。デート中、鈍い彼氏にきつくあたってしまったら。「おれなら土下座だってしますけどね」
田村洋造、52歳。25歳の息子が女子高校生と付き合い、その父親に呼び出されて。「何とかするよ。百万で、いいかな?」
国崎友恵、52歳。息子の就職の口利きのため、お金が必要に。人は人を傷つける。けれど、予期せぬ「縁」がそれを救うこともある。
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地味だからこそ心にしみて、ホッとする。
疲れたときこそ読んでほしい、あたたかな読後感!
第23位 太郎とさくら
(2017年1月 ポプラ社 / 2020年3月 ポプラ文庫)
太郎は異父きょうだいの姉・さくらの結婚式に出るため、久しぶりに故郷に帰った。平凡ながら温かい結婚式、無事に終わるかと思ったところに「珍客」があらわれ、ちょっとした騒動に。小さな漁港の街・静岡由比と、東京のアパートを行き来しながら繰り広げられるこの物語は、離れて暮らす家族の物語だ。 .
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第24位 今夜
(2020年11月 新潮社)
プロボクサー、タクシードライバー、交番の警察官、高校教師。その夜、四人の男女は、人生の境界線上に立った。あの日のあなたと同じように。選択の瞬間、夜に潜む魔物が、そっと背中を押す。選んだのは、善? それとも悪? 人間の強さと弱さを繊細な視線でとらえ、忘れられない物語に昇華させた著者会心の書き下ろし長編。
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第25位 それ自体が奇跡
(2018年1月 講談社)
百貨店で働く貢と綾は結婚三年目。貢は婦人服売り場、綾は紳士服売り場で働いており、社内結婚だった。
貢はもともと百貨店のサッカー部に所属していたが、廃部に。しばらくサッカーとは無縁の日々を過ごしていたが、ある時社会人サッカーチームの強豪「カピターレ東京」からスカウトを受ける。
綾の反対にあいながらも、入団を決意する貢。
仕事よりも試合を優先しがちな貢に、上司も不満を募らせていく中、綾ともすれ違いはじめ――。一方、綾は売り場に訪れた天野という男と映画や食事に行く関係に。貢よりも趣味が合う天野が徐々に気になり始める綾だが――。
結婚三年目にして初めて訪れる大きな危機を、2人は乗り越えられるのか!?
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第26位 近いはずの人
突然、交通事故で妻が死んだ。
わずかな繋がりを求め、妻の携帯電話のロックを解こうと「0000」から打ち込みはじめる俊英。
しかし、ついに解いて目にしたのは、事故当日に妻と“8”という男が交わしたメールだった。<19時前に着けると思います。待っててね、エミリン>
<エミリンは待ってます。お茶でも飲んで待ってます>“8”とは誰か? 妻とはどういう関係だったのだろうか。
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妻の姉や友人に会い、彼女の足跡を辿るうち、怒りや哀しみとは別の感情が頭をもたげ――。
ちょいミステリー
第27位 今日も町の隅で
(2020年2月 KADOKAWA)
リードギターを降格された悠太が初デートで訪れたのは「ツリー」ではなく「タワー」だった……。10代のみずみずしさが詰まった「逆にタワー」など、それぞれの「選択」をする男女を描いた10編。著者初の短編集!
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短編集
今回は初心者におすすめのランキングにしました。
ランキングにするのってなかなか難しいです。
難しすぎて、ほとんど夫に決めてもらいました。
なので、この作品はもうちょっと上だなとかもうちょっと下だな。
といった感じなので、
参考程度に見てもらえたら嬉しいです。
今回のメインはここからです。
他の小説との関わり
小野寺さんの作品には架空の場所や人物が他の作品で出てます。
それをまとめてみました。
一応、まとめたのですが、
私が小野寺さん作品を読んで4冊目位から
メモを取り始めたので不足箇所も多々あります。
ウィキペディア方式で情報を書き込む制度ならもっと詳しくなりそう。
下記に書いたこと以外にも気づいたことがあったら、
小野寺史宜さんファンの方に書き込んで欲しい。
そんな気持ちです。
そして、小野寺史宜さんの作品を読みながら、
あれ?既視感?デジャブ?な感覚になられた方の
参考になったらいいなと思っています。
作品によく出てくる人物等まとめ
まちまでのまとめ
コチラのブログ↓更新しています。

実在のミュージシャン
小野寺さんの作品には実在のミュージシャンの名前もよく出てきます。
音楽やミュージシャンの話が多く出てくるのは出てくるのは、
『本日も教官なり』『家族のシナリオ』『ひりつく夜の音』
夫も小野寺さんの作品を読むのですが、『ひりつく夜の音』を読んだあとは、
3日間位、デュークスばっかり家で流れていました。
小野寺さんの作品に出てくるミュージシャンの名前はこちら。
(クイーンの曲もマーキュリーの名前も出てきたのですが、好きではないようなので除外しました。)
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ベン・E・キング、ボブ・ディラン、マジョッサム、
ザ・バンド、デュークスオブディキシーランド、オリビア・ニュートンジョン、シンリジィ
セロソニアスモンク、ジェニーグリフィン、 AC/DC、トム・ウェイツ、オジーオズボーンズ、
ドビュッシー、ロバート・ジョンソン、ジェイソン&ザスコチャーズ、ザ・ポーグス、
レナードスキナード、ブルーススプリングスティーン(品のある野良犬)、ピンク・フロイド、
ジョン・コルトレーン、レッド・ガーランド、エドパウエル、マイルスデイヴィス、ビル・エヴァンス、
ルイ・アームストロング、フィニアスボーンジュニア、ポールチェンバース、ロイ・ヘインズ
実在の映画
映画の話題も作品の中によく出てきます。
映画の名前がいっぱい出てくる作品は、
【それ自体が奇跡】【家族のシナリオ】
【ナオタの星】では、
架空の映画が多いのですが、ゾンビ映画に対するこだわり書かれています。
出てくる作品はこちら
ゾンビ映画、ヒッチコック映画、チャップリン映画、
『フレンチ・コネクション』、『スティング』,
小野寺史宜作品あるある言いたい
ウィンウォーン
まいった
砂糖とミルクはない
交通事故は誰も得しない
サラダ記念日みたいに始まりがち
シングルマザー出てきがち
シングルマザーに恋しがち
シングルマザーの料理はパスタでてきがち
なんだかんだ、主人公モテがち
沖縄料理出てきがち
食品会社に勤めがち
ハートマートに行きがち
かりゆしウエア好きがち
ビールと第三のビール区別しがち
主人公散歩しがち
奇跡を乱用しがち
注・ウィンウォーン 小野寺作品では、インターホンの音は必ず一度ウィンオーン
ホケツ!で、みつば団地ではリロリロリロリロとなるインターホン。変との指摘あり。
上記以外で2作以上に名前が登場した人物
樋口樹里亜 (5歳) 【それは甘くないかな森くん】【近いはずの人】
郡唯樹 【ライフ】【まち】
棋道部 子供の頃リバーサイドSC
大下七子【ライフ】【まち】
谷田一時 東京在住 碇探偵社【片見里なまぐさグッジョブ】【片見里荒川コネクション】
村岡徳弥 片見里在住 2代目ご住職 【片見里なまぐさグッジョブ】【片見里荒川コネクション】
倉内多美→村岡多美 【片見里なまぐさグッジョブ】【片見里荒川コネクション】
戸崎牧夫会長【食っちゃ寝て書いて】【今夜】
砂田佳乃也 日本代表サッカー選手レフティ【転がる空に雨はふらない】【ホケツ】
感想
メモには残ってないけど、もう一度読んで確認したい小説がいくつかありました。
少しずつ加筆修正を加えた位と思います。
(小野寺作品ファンの方で、この記事のミスや追記があったらコメント残してもらえたら嬉しい!!です。)
私は沖縄出身なので、沖縄料理の名前が出てくると嬉しくなってしまいます。
グルクンの唐揚げって、こっちの居酒屋でも食べられるんでしょうか?
グルクンの唐揚げは沖縄では家庭料理なので、
外で食べたことはないのですが、あるのかな?
あと、男性の登場人物の名前もちょっと響きが沖縄っぽいのが多い気がします。
沖縄がすきなのか?沖縄関係者がいるのか?
小野寺史宜さんの作品が本当に好きで、
先日発売された、とにもかくにもごはん。
予約して購入してしまいました。
小説を予約する日が来るとは思わなかったです。
今回の内容は、どちらかというと
小野寺史宜さんの作品を知っている方に向けて書いた感じがありますが、
もしも、小野寺史宜さんの作品を読んだことのない方や
本を読むのが好きじゃない、得意じゃない方が読んでも、
とても読みやすいので、ぜひ読んでみてくださいね。
では、最後におまけの誤植。(誤植って見つけると嬉しいですよね?)
誤植 ライフ89ページ5行目、朱奈さん→藍奈さん
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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