好きなことがあるって素晴らしい。

その他

おはようございます。kasumi.です。

最近、本に夢中。

食べるよりも本を読んでいたい。

それなのに、痩せないのって

本当に不思議だなと思いながら、

本を読んでいる今日このごろ。

今日は、

著者は本当に

本や言葉が好きだったんだろうな。と思った作品と

著者は本当に

科学が好きだったんだろうな。と思った作品

の2冊を紹介したいと思います。

これから泳ぎに行きませんか?穂村弘

歌人の穂村弘さん。

私は短歌の世界は知らないけれど、

穂村弘さんの書いたエッセイ

本当は違うんだ日記、にょっ記の2冊が

我が家の本棚にあります。

穂村さんの感性が好きで、

読むとなんだかニヤニヤしてしまいます。

今日紹介する本は、

これから泳ぎに行きませんか?という、

書評本。

この本を読んでも、

今までの穂村さんの感性の印象は

変わらないんですけど、

圧倒的な文章を読み取る能力、

そして圧倒的な想像力、に

ただただ感心するばかりです。

漫画、小説、歌集、絵本

様々なジャンルの本が紹介されています。

紹介というよりは、感想に近い気もしますが。

言葉に対する感度が、

エグい。

好き+才能=最強

好きだけだったり、

才能だけの人は結構な数いると思うんですけど、

好き+才能=最強

の人って案外少ない。

穂村さんは

言葉の感度が

最強です。

穂村さんの書評を読むと

全部読みたくなるんですけど、

私ももういい大人。

わかっているんです。

私が読んでも、

大して面白くないということを。

好きなミュージシャンとかが

紹介する音楽とか、好きだった音楽を聞いても

理解できないことのほうが多かったりしませんか?

それと同じだと思うんですよね。

私に、穂村さんが感じるように

文章を受け取ることは難しいだろうなと思っています。

そんな事を思いつつも、

穂村さんの書いた文章を読んでいると

書評されていた本、

読んでみたいなと思いました。

少しずつ読んでいこうと思っています。

沢山の本が紹介されているので、

読書家の方、これから本を読んでみたい方

本が好きな方はきっと楽しめる本だと思います。

月まで3キロ 伊与原新

月まで3キロという伊与原さんの短編集読みました。

すべての作品が

どこか優しくて好きだなと思いました。

そして、

すべての作品に

科学の知識が入ってきます。

科学とひとくくりにして良いのかは

ちょっとわかりませんが、

月のことだったり、

堆積のこと、

宇宙のことや

素粒子のこと。

それが無理なくうまく小説に入ってくるんです。

宇宙のことや水素のことを

こんなふうに教えてるれる先生がいたら、

もっと科学に興味が持てたのかもしれないな。

なんて思いながら読みました。

伊与原新さんは

地球惑星物理学が専門のようです。

子供の頃から、

宇宙に魅せられていたんだろうな。

なんて勝手に想像してしまいました。

私は宇宙のことを考えると

漠然とした不安な気持ちになるんですけど、

海外ドラマの’ビッグバンセオリー’を見ているときも

私、シェルドンとかすごく羨ましかったんです。

もしかしたら、

科学を知ってみたいという欲が

私にはあったのかもしれません。

伊与原新さんは

ビッグバンセオリー見たことあるかな?

登場人物たちとも話があうんだろうな。

羨ましい限り。です。

科学が好きな方はもちろん、小説が好きな方も

楽しめる作品です。

好きなことが強みになる瞬間

子供の頃から好きなもののことだけを

考えて生きていけるって

すごく幸せそうで、羨ましい。

それでご飯が食べれるとかそういうことではなくて、

夢中になれることがあることが羨ましい。

中学生の頃にはそう思っていたような気がします。

高校生の頃には確実に思っていました。

今振り返ると、

文房具が好きだったり、

音楽が好きだったり、

実は夢中になれることがあったけど、

それを好きでもしょうがない。

みたいな気持ちのほうが勝っていたのかもしれません。

それではご飯が食べられないみたいな。

(親が堅実なタイプだったので。)

まあ、その時点で諦められているところが

私が何も極められていないところなのだと思います。

でも、

最近、40歳も半ばを過ぎても

何かを始めるってすごく楽しいし、

それを継続できている自分がすごくいいなぁって

思っています。

穂村さんや伊与原さんのように

本を出せたりとか、

圧倒的な知識はないけど、

好き、楽しい、

その気持が継続することで

毎日を楽しく過ごすことができています。

職場で嫌なことがあっても、

平気です。

おばさんだから図々しくなっているわけではなく、

好きなことに向き合う時間を作るために、

限られた時間で何が出来るか、

そっちの方に重心があるので、

嫌なことがあったり

不安なことがあったりしても、

すぐに忘れることができます。

なので、ストレスが殆どありません。

さすがに中年なので、

何かを極めることは難しいとは思います。

しかし、

なにかに夢中になることで

日々の生活に張りが出たり、

他人の心無い言葉に落ち込むことが

極端に減ります。

好きという気持ちに重心を置くことは

そういった意味で、

自分の強みになります。

好きなことがあるって本当に素晴らしいです。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

kasumi.

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