キネマの神様(ネタバレ)とキネマトグラフィカとニューシネマパラダイス

映像

おはようございます。kasumiです。

今日は、古内一絵さんの著書

キネマトグラフィカを読み終えました。

こちらの本です。

作者は違いますが、

キネマ繋がりということで

両方の感想を書こうと思います。

古内一絵さんのキネマトグラフィカと

原田マハさんのキネマの神様

2冊の読書記録です。

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キネマトグラフィカ

まずはあらすじ。

老舗映画会社に新卒入社した“平成元年組”六人の男女が、

とある地方の映画館で再会する。

今はそれぞれの道を歩む同期の彼らが、

思い出の映画を鑑賞しながら二十五年前に起きた

“フィルムリレー”に思いを馳せる。

フィルムはデジタルに、劇場はシネコンに……

四半世紀の間に移り変わる映画の形態。

そして映画と共に生きた彼らの人生もまた。

何のために誰のために駆け抜けてきたのだろう。

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2018年、平成元年組が同期会。

    桂田オデオンで再会する

    シーンから始まります。

1992年 発端 登録担当 小林留美から

    水島英太郎→仙道和也→葉山学→

    北野咲子→小笠原麗羅の順で、

それぞれの1992年から働きはじめ、

何かに向かって頑張っていた時代が書かれています。

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この小説の中には、

ポケベルや尾崎豊の死などが出てきて、

40歳を超えた私が読むと本当に

懐かしい気持ちになります。

東京ばな奈って(本の中では東京ばなこ)

この頃からだったのか。とか、

1990年代の風景を思い出します。

今まで読んだ、古内さんの作品は

ジーンとした気持ちになるのが多かったのですが、

この作品は最後の章までそういったシーンが無かったので、

古内さんの作品っぽくなく感じました。

でも、最後の章で少し。

ほんの少しだけ。

いつもの古内さんの作品だなと

感じることができました。

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キネマの神様

キネマの神様は、原田マハさんの作品。

こちらです。

この本は、最後でじんわりと泣きました。

感動しました。

この作品を読むと、映画が見たくなりました。

いろいろな映画が見たくなる作品。

この’キネマの神様’、

映画化されたものがこの夏公開されるんですよね。

絶対に感動するじゃん。

感動しないわけ無いじゃん。

別物になる?

諸説がとても良かったので、

気になって映画のポスター見てみたら、

沢田研二(ゴウ)、小林稔侍(テラシン)、

寺島しのぶ(ゴウの娘)、宮本信子(ゴウの妻)

小説の中のテラシンはカーネルサンダース似。

ポスターの小林稔侍さんを見ると、

完全にカーネルサンダース寄せてる!!

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で、菅田将暉、野田洋次郎、永野芽郁、北川景子、

この4人の配役が気になって調べてみたら、

菅田将暉→若い頃のゴウ 

なるほど〜

永野芽郁→若い頃のゴウの妻

なるほど〜

野田洋次郎→テラシンの若い頃

なるほど〜

北川景子→桂園子

誰?

桂園子。

だれ?

小説には出てこなかったはず。

出てきてても、記憶にまったくない。

くらいの登場人物。

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あーーーーーーーーー。

これは、きっと。

小説と映画は別物と考えて良さそう。

小説の中にゴウの若い頃の

エピソードそんなに無いです。

なのに、ポスターを見た感じや予告編を見ると

映画では若い頃のシーンが多い感じがします。

そんな事は無いとは思うのですが、

志村けんさんが

亡くなったからなのかな?

配役が変わったので、

脚本変えたのかな?と少し思いました。

無いとは思いますが。

でも、そう思ってしまうほどに

小説のゴウちゃんの配役に志村けんさんはぴったりです。

志村けんさんがやったら、

小説の世界を完全再現できそうなくらい。

沢田研二さんはゴウちゃんとは違うんですよ。

答えは明解。

ハゲてないから!!

というのも小説の中でゴウちゃんの

ハゲは結構大事なんですよ。

なので小説と映画は別物と

思っておいたほうが無難そう。

映画は見ていないのでなんとも言えませんが、

いや、予言しましょう。

完全に別物。

映画の方は公開前なのでわからないですが、

小説の”キネマの神様”は感動します。

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ニュー・シネマ・パラダイス

キネマトグラフィカとキネマの神様の

両方の小説に、

名画、ニュー・シネマ・パラダイスが出てきます。

キネマの神様に出てくる、ローズ・バッドが一番好きな作品も

ニュー・シネマ・パラダイス(ネタバレ)ですよね。

シチリアの海とレモンからはじまります。

キネマトグラフィカに、銀座のミニシアターで

40週という記録的ロングランとありました。

キネマトグラフィカで、登場人物が

’イタリア人の子役がただのこまっしゃくれにしかみえなかった’

とあります。

私の夫も同じことを言っていました

’作品は良いんだけど、子役の顔が愛しにくい’と。

実は私この作品見たこと無いんです。

ないんかい

字面と年代もあるのかな?

ライフ・イズ・ビューティフルと

印象がかぶるんですよ。

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ライフ・イズ・ビューティフル見ました、

感動しました、泣きました。

でもね、私がギリギリ見ることの出来る

戦争映画だったんですよね。

だから、見るのが苦しかったんです。

なので、印象のかぶるニュー・シネマ・パラダイスに

戦争映画というイメージが勝手についてしまって、

見てないんです。

偉そうに書いて、ごめんなさい。

キネマトグラフィカ、キネマの神様、

ニュー・シネマ・パラダイス

どの作品も映画愛があります。

そしてすごく映画が見たくなりました。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

kasumi.

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